ありがとう、ありがとう、感謝感謝(-人-)
私、お茶を習っているので非日常を感じてもらうためにお抹茶を飲ませて欲しい、との
依頼を受けてかれこれ1年ちょっとです。
先日もいつも通り伺うと一人のおばあちゃんがお見えでした。
お寺のお下がりで持って行ったバームクーヘンとお抹茶。
組み合わせ的にどうかと思いながら最近はこんな洋菓子+お抹茶。
体調的にお菓子はいらないということで
お抹茶も薄めで点ててお出しすると、
「おいしいね、おいしいね、しあわせだねぇ」
と喜んでくださる。
「私も良かった、良かった、喜んでくれて」
と話を続けると
「ありがとう、ありがとう、感謝!感謝!」
ととっても可愛い声で連呼するのです。この言葉が終わると
「わしゃ、ボケボケだぁ」
と戒め、また話が戻るw
おそらく100回くらい「ありがとう、ありがとう、感謝!感謝!」
と聞いた気がしますが、よくよく考えるとこうも「ありがとう」て
言えていない自分、心から言えていないかもしれない自分、
どこか当たり前になっている自分が照らし出されました。
いつも照らされているはずの自分なのに、それも当たり前になっている自分。
笑顔で送ってくれたおばあちゃん。
今度は私がみなさまに笑顔で「ありがとう、ありがとう、感謝感謝」
と伝える番ですね(-人-)
南無阿弥陀佛
Category: 寺仕事
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