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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

お磨きしました!part2 

みなさま、コンバンハ!

ついにお盆に突入し、お盆休みをとられている方も多いかと思います。今日は朝から震度3~4の地震がありましたね。もう起きていた方、起きようとしていた方、まだ熟睡だった方、みなさん驚かれたかと思います。なにが起こるかわからない、だからこそ今日一日を大切に過ごしたいものです。


今回は、前回の『お磨き』レポート第二弾です

『お磨き』を始め、中盤から最後の詰めにかけ、いつも最後に残る仏具があります。


ピカールを使用している時から、いつも一緒のです

久遠寺代々、お磨きをしてきてが好かれたことは一度もないように思います。



そのとは・・・・







P1040037.jpg


菊輪灯クンです 通称「かぼちゃくん」、仏具にこんなご無礼なアダナをつけちゃうあたりがもうダメです

彼は、いや、彼らは、計4人(4本)もいるわけです。


なぜ、こんなに嫌われるか。


彼は、まずデカイ

そして、きれいにならない

さらに、電気の配線が組み込んであるので、ニューテガールは使えない(水の中に入れれない為


は、いつも残ります。久遠寺仏具の中でもっとも強敵なので


でもちゃんと磨きますよ、彼のおかげで内陣、余間がいい感じにほんのり明るくなりますから。
日頃の感謝をこめて、よっこいしょ、よっこいしょ

そして、磨きあげたらこんな感じです


P1040044.jpg


あまりわかりにくいかもしれませんが。


菊輪灯をやり玉にし、こてんぱんにしてしまいました。
文句を言いながらやることはよくないのはわかっております

しかし、『お磨き』はいやでもなんでも続けていくべきことのように思います。
大切なものを磨き上げ、きれいになる達成感もよいと思います。

僕なんかは単純そのもので、仏具がきれいになると自然と気持ちもすっきりしますし、手も自然にあわさるような気がします。


また、仏具を磨く作業により、自分はいまどんな状況かなど、ゆっくり考える時間も与えてくれます。


それでも、大変な作業だということはわかっています。


しかし、ここでひとつ御命日の前、報恩講の前、お正月の前、いつでも結構ですのでお仏壇の中をお掃除してみませんか。

そうすれば、身も心もスッキリすることもあるかもしれませんよ。

ひとつ、自分にとってお念仏がしやすい環境を作り上げて下さいね


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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お磨きしました! 

みなさん、コンニチワ!

雨が降りそうで、降らない
明日は、お盆のお墓参りの日で平和公園まで出張します。けど、この調子だと大雨らしいですビショ濡れ覚悟でお墓に直行しまーす


今回は、お盆の時期になりましたので、大切なお荘厳のお手入れ『お磨き』をしました。
結構たっぷり時間がかかったので、2回に分けてレポートしたいと思います


『お磨き』とは、大変な作業のひとつですが、日ごろのお念仏の感謝をこめて一生懸命磨かせてもらうものであります。しかし、最近は便利なものが増えてきまして

‘磨く’という作業より、‘洗う’作業といった感じになって参りました

僕が大学卒業してから↓『ニューテガール』を使うようになりました。それまではもちろんピカール(白い溶剤のようなもの)を使って力いっぱい磨いてましたが。

P1040025.jpg


これはなんと


名古屋城の金シャチも磨いちゃうそうです。
名古屋のシンボルも金ピカに磨いちゃうわけですから、お寺の仏具もピカピカにしなくちゃいかんわけです。僕次第ですが・・・


お磨きは、年に数回しかしませんので、準備もモタモタ。そして、やっと準備完了↓。

P1040012.jpg

いつもこんな感じでラジオをかけながらひたすら磨きます。洗います。



『お磨き』の手順としては、


1、桶?にニューテガールを20倍ほどに薄めた水にどっぷり仏具を浸します。
  その中で、気になる汚れなどをスポンジやブラシで落とします。


2、しばらくしてから、桶?の水で洗い流します。
  先ほどの薬品が残ると変色するらしいのでしっかり洗います。


3、洗い流したら、仏具専用のタオルで水分を吸収します。


4、水分を取ったら、ニューテガール専用の布?でひたすら磨きます。




常に、ひとつの仏具に対してこの過程を踏んで進めていくのです。以外に楽そうで楽でない

けどピカールに比べたらやっぱり楽だとは思います

仏具の数が数(30以上の仏具がさらにバラけるので実際いくつか数えていませんが)なので結構時間がかかるんです



ちなみに↓がお磨き前

P1040023.jpg



↓こちらがお磨き後

P1040033.jpg

ワォッ


結構変わりますよね

きれいにならないと続けるのも大変ですが、明らかにきれいになるので頑張れます


しかし、最後に強敵が待っていました・・・

それは、また次回にしたいと思います



それでは失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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