法話会準備
明日は今年初めての法話会です!先月は急遽中止とさせて頂き、楽しみにして下さっていた方々には大変ご迷惑をお掛け致しました


今回も毎月の如く、軸を変えています。冬なので、連想は雪。そして選ばせてもらったのが↓の軸であります


状景画ですが、お分かりになりますかねぇ???
もうちょっとアップしてみますと・・・・↓

こんな感じになります。これは『親鸞聖人雪枕図』というんです。石の上に寝ておられるのが親鸞聖人です。建歴2(1212)年の雪の夜,関東教化のために当地を訪れた親鸞聖人でありますが,一夜の宿を土地の豪族・日野頼秋に頼んだのですが断られてしまったのです。そこで親鸞聖人は,「寒くとも たもとに入れよ 西の風 阿弥陀の国より 吹くと思えば」と詠まれまして、石を枕に身を横たえた状景がこの絵に描かれているわけです。頼秋はその晩「石を枕に休むは阿彌陀如来」と夢を見て、慌てて親鸞聖人のもとに駆け寄り、親鸞聖人ら一行を招き入れたそうです。その後、教えを聞き、屋敷を枕石寺とし、道圓と名乗り弟子となったという一場面をここに集約してるんですね。
この時期は、雪が絶えないというか寒い日ばかりですね。そんな季節に外で寝るとは感服するばかりです

僕なんかだとすぐに心が折れてしまいそうですが・・・・

法話会が始まるまで時間がおありの方は、是非庫裡座敷まで来て下さいね

それでは、失礼します。
南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事
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