ただいま勉強会中。
残暑まだまだ厳しいですね。とっても「残りの暑さor残った暑さ」とは思えないですね。でも暑さに抵抗してもどうにもならないので、体調崩さないように自然に過ごしましょうね

いま、僕自身は平生のお勤めをお休みさせてもらいながら、「夏期仏教文化講座」という勉強会に出席させてもらっています。毎年、お盆明けくらいに東海の高田派寺院が持ち回りで開いてくださいます。
今回は、鳴海のお寺で開催中で、初日は「声明研修」を勉強させてもらいました。
声明って?て思われますよね。報恩講や寺の法要の時、お寺さんたちがゆるやかな調子でうなっているのが「声明」ですね。ちなみに皆様と一緒にお勤めさせて頂くのは「読経」。一字一字がはっきりしていて読みやすいものです。
でこの「唸り方」が難しくて人によって結構差が出てしまう。そこで、みんなできるだけ同じイメージでお唱えしましょう、という研修なんです。やっぱりバラバラよりそろった方がいいと思いますし。
この暑い中、講師の先生も汗だく、聞かせてもらっている僕たち50人ほどの僧侶のみなさんも汗がじんわり、といった具合で午前午後と研修させて頂きました。
なんでこんな暑いときに、クーラーもなしでと思われるかもしれません。(もちろん扇風機はありますよ)
僕は教えて頂いたのは、「夏安居(ゲアンゴ)」が元になっていると聞かせて頂いてるんです。これは、お釈迦様がお説教するときに、暑いことは変わらないけれど、すこしでも涼しいところを探してそこでお弟子たちは聞法されたそうです。
まさしく今回も、大きなお寺を開け放って自然の風と影の涼しさの中での研修でした。こうして勉強させてもらうことも大きな意義があるんですね。
では、二日目も参加してきます。
それでは、失礼します。
南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事
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