お疲れ様でした。
名古屋はいま「ど真ん中祭り」と河村市長の署名で熱い暑い夏を過ごしています。そんな中、一昨日昨日と久遠寺『虫干』を行っておりました。この残暑厳しすぎる折に、ご足労頂きました方々本当に有難う御座いました

今年で二回目の実施になります。いつも思うのは、来て頂いた方といつになくのんびりしてもらいながらいろんなお話ができること。ご来寺してくださった方々は、(僕らから見てそれなりに)満足してお帰り下さったと思っております。
写経の方も、ご参加くださった方は、ゆっくり時間を忘れてやってくださいました。今年は、初めての挑戦でしたので、テキスト調のものを使用しましたがみなさまが慣れられてきたらそれなりに面白いものも実施したいと思います。
で、今回みなさんがよくご質問くださったのが、
「真宗で写経って珍しいね。やってもいいの?」ということです。
そうですね、実際写経ということは致しませんが、常日頃の忙しい我が身を少し仏さんの近くでのんびり字を書いて過ごしてくだされば、というだけの願いで行っております。ですから、奉納もしませんし、別に写経でなくてもいいと思います。ただ、最近パソコン時代になってきて、字が疎かにされている時でもあります。そこで、自分の字を通して、「あっ自分はこんな字を書いたんだ、思ってたより下手だな、上手いな」など自分自身に目を向けてもらいたかったんですね。ですからご参加くださった方々は、来た時のお顔より帰られるお顔の方がなにやら充実したように感じられましたよ

今後、あたご縁がありましたら是非ご参加下さいね。
軸を見ていますと、その軸がどのような経緯でいまここのあるのか感慨深くなります。その軸の込められたものを少しずつでもみなさまにお伝えできたらと、今後も精進したいと思いますので応援しててくださいね

いまは片付け真っ最中です。
また実施致しますので、ぜひぜひお暇を見つけてご参加くださいませ

それでは、失礼します。
南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事
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