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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

平成22年11月の法語 

みなさま、コンニチワ!

明日でもうすでに12月。早いものです。しかし、暖かく感じるせいかまだ年末気分ではありません。忘年会や年始にむけての準備で少しずつ感じていくんでしょうかね

というわけで11月の法語カレンダーは

201011 十一月

「恩を報じ 徳を謝せよ」 『浄土文類聚鈔』

真宗においてとても大切なお言葉なので、まず住職が『久遠』第30号にて述べられた言葉を参考させて頂きました。

→親の恩、私以外のすべてのものに感謝せねばなりません。しかし私たちは目には見えないもの、形のないものにはなかなかそのような心が起きてこないのも事実であります。健康で思い通りにいっている時などは特に恩に報ずることなど感じません。しかし、病気になったり老いがきたりすると、父祖の言葉・行為が自分の為に言って下さっていたことに初めて気付くでしょう。全ての人に迷惑をかけずには生きられないと気付かされ「有難う」「すみません」と言える時、自分には見えなかった恩に報いる心が芽生え、全ての恩恵に感謝せずにはおられない自分に気付かせてもらいましょう。


勝手ながら言葉を変えてみますと、「ご恩に報い、徳に感謝しましょう」こんな感じでどうかな、と。
では「ご恩」とは何か、「徳」とは何かということですね。これはこの御言葉の前半につらつらと書かれているんです。端的にいいますと、またかと思われるかもしれませんがやはり「南無阿弥陀仏」であります。南無阿弥陀仏というツールを使って必ず私たちを救ってくださるという仏さまの願い、そして願いだけでなくすでに救われているという事実という「ご恩」であり、その巡りを今自分にきたっているそのはたらきが「徳」なのではないでしょうか。

南無阿弥陀仏というはたらきに感謝いたしましょう、そう捉えております。

法話会の際に、戸田先生が南無阿弥陀仏とは?と言われたことがあります。この考え方というか捉え方はなんだか自分には酢ーーーっと染み渡ったのでご紹介させて頂きますね

「南無阿弥陀仏とは、有難う、もったいない、すみません、この三つに尽きる」

ということをお教え下さいました。仏様のはたらきや自力とは、他力とは、もちろん大切なお言葉でありますが、人としてわが身を振り返った時こんな私であるのに救ってくださることに「有難う」「もったいない」「すみません」という気持ちが出てくる。そしてこのことに気付く前に、すでに自分を救ってくださるはたらきは自分に来たっている。ただ今気付いただけなのである。自分が気付くか気付かないという問題以前に自分を守ってくださるはたらきがある、ということを知る。これがとても大切な言葉なのだなと感じられました。

ですから、毎日のお勤めもただ今あることに気付かせてもらいながら感謝するお念仏なんですね。


この時期は、報恩講シーズン。各寺院が報恩講をお勤めしています。お近くの寺院、また年明けの高田本山「お七夜」などで聖人の言われたお言葉を何度でも聞かせて頂きたいものです




それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄
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Category: 法語と名言

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