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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

研修旅行~広島~ 

みなさま、コンニチワ!

昨日一昨日と住職にすべてのお参りをお願いして、研修旅行へ行って参りました。毎年この時期に一度行くことになっているんですね。そして、行先は「広島」。僕自身は修学旅行などで行ったことがなく初めての広島でした。
そして今回は大役が・・・幹事というお仕事を頂き、お連れのみなさまにできるだけ不快な気分をされないよう細心の注意を払って旅行に臨んだわけです。

今回、僕が幹事ですので行先も決めれるわけです。ですから「広島」は僕の決定であって行きたいところをギュウギュウに詰めれてしまったんですね選んだ理由は、「安芸門徒」と言われる真宗教団の中でも特に熱心な場所を訪ねること、そしてもうひとつは66年前の歴史をこの目で見てみたかったこと。

どれも行程の中に組み込ませて頂きながら一日目、二日目と過ごさせて頂きました。

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↑このお寺が中国地方に初めてできた真宗寺院。すごく立派で整備もされている。ただ残念なのが無住ということ。時代の移り変わりを感じさせられ、自分たちの目の前にもそういう状況があるということを考えさせられました

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↑これが安芸教区広島別院さん。若い職員の方でいろんな方の出入りも非常に多く活気のある別院さんでした。この別院の沿革もお話頂き、被爆した石塔なども見せて頂きました。

そして
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今までは映像からしか見たことがなかった本物の原爆ドーム。記念公園を歩いて資料館も拝観しました。今まで実感することが出来なかった戦争のつらさ、悲しさがいっぱい詰まった、そしてそれでもなお戦争は絶対おこしてはならないという思いが伝わる資料館でした。やはりここは修学旅行生も多かったですが必ず一度は見なくてはいけない場所と思うばかりでした

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被爆建物だけでなく、被爆植物というのがあるのも初めて知りました。原爆投下後その地域には75年は植物は生存できないといわれたそうです。しかし、新しい芽が出たとき、それは広島の人々をないより元気づけたそうです。そんな力強さを残した被爆植物、今も広島で生き続けています。

そして研修ばかりでは、疲れてしまうのでこれも絶対食べたいと思っていた「広島焼き」。これはおいしかった、おなか一杯になりました
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他にも宮島へ渡り、世界遺産『厳島神社』を見に行ったりしました。二日間の行程、幹事をしながら無事終えれたことが何よりです。だから今日は割とクタクタなんですね~でも楽しくていろいろ考えれた二日間でした。旅行に行けたことをみなさまと住職に感謝です




それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 研修

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平成23年6月の法語 

みなさま、コンバンワ!

蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。蒸し暑くなってきてようやく一週間ほど。そろそろ体が慣れてくればと思うこの頃です。

そうこうしながらもう月末です。法語カレンダーを改めて読み返してみたいと思います。
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「他力とは、如来の本願力なり」

一般的?に使われる「他力」と、私たちが「他力」ということ。ここにそもそも捉える意味が大きく変化してくるのではないでしょうか。
よく社会で言われる「他力」とはいわゆる他人任せのことですね。僕からしてみれば、他人任せを人聞きよくしたのが「他力」になっているような気がします。
文例をあげてみますと↓
「僕はなんでも他人任せだからね~楽なもんですよ」

「僕はなんでも他力本願。楽ですよ。」
なんだか違って聞こえませんか。「他力本願」という言葉を使うだけで何か正当化している気がします。この聞こえの良さが「他人任せ」という言葉を「他力本願」という見栄えのいい服を着せてしまったのではないでしょうか。


では本来の「他力」とはなにか。
他なるはたらきであり、自分たちでは想定できない実行できないはたらき。これこそまさしく仏力なのですね。仏力によるはたらきとは、私たちを必ず救うと約束した、そして救われた事実があるはたらきでありと思います。

ただ任せること、自分の意志によるはたらきが入るだけでそれはもう自力。成り行きに任せ、手が合わさればそれはもう手を合わさせて頂いている「他力」なのではないでしょうか。そしてこうさせてくださるのが「如来の本願力」なのでありましょう。



それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 法語と名言

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総代役員会 

みなさま、コンニチワ!

先日、一年に一度の久遠寺総代役員会を開催致しました。僕は入寺してから参加させて頂いておりますが、以前からこのような会を開き、寺がどういう活動したか、どのような活動をするか。また活動内容、金銭内容などを報告し役員の方からご意見を頂きながら一年ずつ進めております。毎年、役員十数名が集まりおおよその方針を決めているわけです。

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報告後は役員のみなさまと食事会、その後閉会とさせて頂きました。
寺がみなさまとともに歩むための会、またみなさまのご意見も是非お聞かせくださいね


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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寺の掲示板 平成23年6月23日掲載 

みなさま、コンニチワ!

今日も蒸し暑い・・・こういう蒸し暑さと気温が熱中症に危ないらしいです!気を付けてお過ごしくださいね

最近滞りがちな寺の掲示板を更新いたしました。

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「人間は偉いものではない 尊いものです」 安田理深師
※「偉い」の漢字を間違えて書いてしまいました。後日直しますのでお許しください。
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※ようやく直しました。ご指摘くださった方、気付かれていた方申し訳ありませんでした。以後誤字にも気を付けて記事を書いていきたいと思いますのでこれからも読んでいただけるように頑張ります。

住職似顔絵

人類の歴史上において、人は自然界に対して畏敬の念を持ち、海・山・大地の変化に順応して生きていました。しかし、次第に道具を使うようになり、それに伴って知識が高まってきました。さらに現代では自然界が人類の為にあるがごとく生物多様性を無視し、自然界の環境を大きく変化させてしまっています。ですから自然災害などは人間の知性・理性の反省を深く促しているように感じます。人間同志では、知識のある人、地位・名誉のある人、いろいろな事業で功績を残した人は沢山おられます。けれども人間そのものの存在を考える時、自然界の大きな恵の中でしか生きられない現実が今まさに起こっているわけです。

いつも申しますように自分の思い・自分の都合で自然界を思うがごとく征服したと思っている人間がおります。しかし今から二千五百年前、インドにおられたお釈迦様の生涯のお言葉の一つで「天上天下唯我独尊」と言われました。我以外のいのちの存在によって、不思議なるいのちを賜っている尊さに目覚めさせて頂くことが、今まで気付かなかったすべての存在が尊く敬う存在になるのではないでしょうか。まずいのちとは、自分に願いを掛けられた責任ある『生』であり、一人一人が違って認め合い敬うことが出来たならと思うばかりであります。   合掌


仏語でもわりに間違った使用をされることは多々あります。他力本願、往生する・・・これらと一緒で天上天下唯我独尊も間違った使用をされていると思います。ですが、ここで読ませて頂くと意味はまったく違います。
今僕自身は、これが絶対だ、ということよりもこれでいいのかと他に目線をもつことのように思います。他からみて初めて「なるほど」ということは結構あるかと思いますよ。まず自己を離れて周りの目線に立ちたいものです。


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺の掲示板

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ホタル 

みなさま、コンニチワ!

先日の法話会後に、戸田先生のお招きを頂き岡崎の先生のお寺・浄泉寺さままで伺うことができました。この時期に伺った理由は、「ホタル」。こちらの方は川がまだきれいでゲンジボタルがでるそうなんです。といっても僕は2~3年前にも伺ったのですが、今度は住職夫婦にもということで行かせて頂きました。

当然のことながら、ホタルの写真をゲットできる技術はないので戸田先生のお寺を撮影してきました

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本堂と門の写真です。すごく立派で久遠寺の倍くらいあるんじゃないでしょうかこんなお寺でホタルに囲まれご法話を聴聞できたら、、、、贅沢ですねでも非常に楽しい時間を過ごさせて頂きました、有難うございました




それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 未分類

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