報恩講研修 鳴海万福寺様
昨日は鳴海万福寺さまで報恩講お初夜をお勤めさせて頂きました。もう年々続いているのか、万福寺さまでは若手僧侶の報恩講研修の場をお借りしているんです。僕自身も研修を兼ねて、また久遠寺住職と万福寺の坊守さまが兄弟ということもあり毎年お邪魔させて頂いております


ちなみに久遠寺の報恩講は、昼からの一座だけでありますが、多くお勤めされるところですと朝の晨朝・お昼の日中・夕方のお初夜・夜の後夜など寺々により時間は異なりますがお勤めされているのです。
そこで今回は夜七時からのお初夜が研修の場で、若手僧侶が一人一人役を頂いてお勤めするんですね。これが広い堂内でありますから、周りの人に寄りかかってお勤めしようにも間間が遠いので頼れるのは自分だけとなってしまうのです。だから緊張するんですね、そんな中でのお勤めなのでみんなピクリとも動きません

あらかじめ打合せをしていますので、その目標になんとか近づけるようにみんなピシッとしておりました。いい緊張感がありましたね

そんな緊張感があるお勤め、さらに堂内は蝋燭の灯りだけでお勤めしますので暗いんですね。これがまたお勤め+夜の静けさ+厳かさを兼ねていい雰囲気になっていましたよ

お初夜のお勤めが終わった後にいつも楽しみにしているお非時を頂戴しました。時間をかけて作られているので、おいしかった


毎年毎年、いい刺激を頂戴しております


それでは、失礼します。
南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事
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