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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

平成24年2月の法語 

みなさま、コンバンワ!

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歓喜館建立の際、山田様より頂戴した記念のツツジもいくつもつぼみをつけて咲き開こうとしております春が待ち遠しい季節ですね


二月ももう終わりです、「今年はいつもより寒かった!」と聞くことが多い気がします。みなさまがお元気に過ごして頂けているなら幸いです。

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「こおりおおきにみずおおし さわりおおきに徳おおし」

これを読んでどんなイメージを持たれますか?「ふむふむ」と思われたり、「なんのこっちゃ?!」と思われる場合もあると思います。僕もどちらかと言えば、後者ですしね
一つ一つ考えて崩してみたいと思います。

氷が多い→水が多い  ふむふむ、納得ですね。質量の問題ですし。
障りが多い→徳が多い んん?悪い障りがなぜ徳が多いことになる、と言った具合かと思います。

もう少し崩してみますと
氷が多い→(温度変化により水になる)→水が多い
障りが多い→(なんらかのはたらきにより)→徳が多い

となるのかな、と思います。で問題がこのなんらかのはたらき。これは、障りが多いと気付くこと=自覚であると思うんですね。法話会の際に、先生がよくお話下さるんです。仏教とは、こころの鏡だと。自分がどんな人間であるか自覚した時に、初めて仏様の救いのはたらきに気付くことができる。それがそのまま救って頂く徳になる、ということのように思うんですね。

ですから、自分の至らないという自覚が多ければ多いほど、仏様の救いのはたらきに気付くポイントが多い、と捉えてもいいのかなぁと思います。


う~ん、今回はなんだか説明不足。僕自身も分かっていない証拠ですね。もう少し勉強しますね



それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 法語と名言

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三年 

みなさま、コンニチワ!

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今日は、祖母が亡くなってまる三年経ったお祥月命日。
もうそんなに過ぎたのだなぁと思いながら、昨年の自分はどのような記事を書いたのかを確認↓

http://kenryuzankuonji.blog47.fc2.com/blog-entry-314.html

なるほど。そういえばよく言っていたなぁ「ありがとう、すみません」と。
今の自分にそのこころはあるのか、と問いかけながら一年前のことすらすぐ忘れてしまう我が身。こういうご縁でまた思い出させて頂くのだなぁと改めて感謝をこめて、今日からまたお念仏申し上げたいと思います。
一日でも忘れることがないように・・・


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 未分類

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法話会終了。 

みなさま、コンニチワ!

今日はなんだか暖かいですね。今までの寒さとは違ってずいぶん過ごしやすく思います。
そして昨日は法話会の日でした。ここ最近は、ご聴聞に来てくださるお人数が減り気味だったのですが、今日はいつもより多くの方にご聴聞に来て頂き有難かったです。やっぱり一人でも多くの方にご来寺して頂き、ご聴聞して頂きたいですしね

今回は曇鸞大師がサブテーマでした。『高僧和讃』には七祖と呼ばれる方々の教えを親鸞聖人なりにご解釈されたご和讃が集められているんです。他の方々のご和讃が10首前後~20首程度にも関わらず、曇鸞大師のご和讃はその中でももっとも多い34首もの和讃もあるんですね。それほど、親鸞聖人が大切にされた情景が浮かんできます。

まず一番初めのご和讃↓

斉朝の曇鸞和尚は
菩提流支のをしへにて
仙経ながくやきすてて
浄土にふかく帰せしめり


の御解説から始まり、仙経を焼き捨てることについて「みなさんは大切であるもの(過去の栄光、積み重ねてきたノートなど)を焼き捨てることはできますか」との問いかけをされ、「二度と触れることが出来ないようにすることは容易ではない」とし、浄土教の教えはそれくらいの転機・衝撃であったとお教え下さいました。

またいろいろな話をご法話に結び付けて下さいました。

その中で「老人とは(仙崖和尚)」のお言葉を引かれいくつ該当しているかご聴聞の方々に質問をされたのです。

しわがよる
腰がまがる
頭が禿げる
毛は白くなる
手はふるう
足はひょろつく
歯は抜ける
耳は聞こえず
眼は疎くなる
身に合うものは、襟巻・杖・眼鏡・湯たんぽ・しびん・孫の手。
何でも聞きたがる
死にともながる
淋しがる
心は曲がる
欲深くなる
くどくなる
気短になる
愚痴っぽくなる
出しゃばりたがる
世話をやきたがる
自分の達者自慢をして、人をあなどる。


どうですか?みなさまはいくつ該当しましたかね?こんな自分を見て見ぬふりをして生きている私たち。しっかりと見つめた時に仏さまはこっちを見てくださっています。そしてそのお姿にいのちのすべてをお任せする私たちの姿こそ、お念仏をする姿なのではないでしょうか?

最後にこのような詩も残してくださいました。

一つの言葉で けんかして
一つの言葉で 仲直り
一つの言葉で おじきして
一つの言葉に ないている
一つの言葉は それぞれに
一つのいのちをもっている
みんなで言おうよ ありがとう


改めて言葉というものを考えさせて下さいました。他にはサラリーマン川柳なども紹介して下さいましたよとても愉快に、そして真剣にご法話を頂戴しております。是非次の法話会には足を運んでくだされば幸いです


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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明日は法話会。 

みなさま、コンニチワ!

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天気はいいですが朝はかなり冷たさを感じますね。お体の具合はいかがでしょうか?風邪など引いてしまった方は一刻も早く治されますことを願うとともに、まだ風邪など引いていない方はそのまま引かないように十分お気を付けくださいね

そして、そんな寒い中でありますが明日は月に一度の法話会の日であります。

2月21日(火)午後一時半~午後三時頃まで
真宗入門法話会『和讃のこころ~曇鸞大師⑲』
※駐車場6台分有、休憩有 聴聞無料


寒い中ではありますが、是非みなさまお誘いあわせの上、一人でも多くのご聴聞をお待ちしております。



それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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半月ぶりのお休み 

みなさま、コンバンワ!

最近パソコンに向かう時間がなかなかとれずワタワタとしております。今も自宅にパソコンを持ちこんで久々に電源をいれたなぁと思いながら向かっています
そんな中先日久しぶりに丸一日空けることができたので、子供と嫁さんとでイチゴ狩りに行って参りました

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↑イチゴの花ってこんなかわいいもんなんですね、初めて知りました。境内でこれを見て思い出すのは・・・ドクダミですかねぇなんて。

ですが、子供てなんであんなにイチゴが好きなんですかね?とみなさまにも問いかけたくなるほどいっぱい食べておりましたちょうど南知多まで出かけたのでついでにセントレアにて初飛行機見学これまたおもちゃがほしい!となるまで飛行機を堪能してくれた様子でした

なかなか空けることができませんでしたが、やっぱり子供の笑顔も疲れを癒やすいいものですねまたしばらく頑張れそうです


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 寺仕事

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