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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

床屋さんでのお話 

みなさま、コンニチワ!

僕は3週間に一度は床屋さんに行くんですね~結構手間もかかるし、財布には厳しいのですが一時間ちょいくらいの時間なのですが、大半は寝てしまいますあまりにも居心地がいいのでしょうか・・それはさておき、その起きている少しの間だけ床屋さんもいろいろなお話をしてくれるんです

今回はご自身の親様の葬儀でのお話でした。

この床屋さん、年末ギリギリに親さまが亡くなられたとのこと。床屋さんの年末は超多忙、みんな年明けまでにきれいさっぱりしたいものですから、その中での葬儀も大変だったそうです。菩提寺は久遠寺ではありませんが、ご近所なので住職とも小さい時からのお知り合い、ですから住職も飛んでお参りに行かれました

で、実際はどうなんだろう?と思ったのが次のお話。

葬儀も終わり、還骨&初七日法要でそれは起こったそうです。
静粛なお勤めが続き、雰囲気がクライマックスになったところで、突然2歳になる孫娘が歌を歌いだしたそうです。親さんが急いで止めたもののすべて歌い切ったそうなんです。
問題が、その歌。その歌の題名が「ハッピーバースデー♪」だったそうなんですね。
その床屋さんが言われるには、「あんな葬儀の場でハッピーバースデーはなぁ、一番歌ってほしくなかった。一番ひやひやだったのは親だわ。周りはかわいいからまだ顔を見合わせてクスクス笑う程度で済んだけれどね」と。

実際、小さいお子さんはじっとしているだけでも大変なことです。みんなが集まれば、日頃の芸を見てほしいと思うのもお子さんならでは。まぁお勤めをする側から言ってしまえばかわいらしいことなんですね、ほんとは周りの方が、気にされているほど悪いことをしたわけじゃないと思うんです


生きている私たちにとってはハッピーでは決してないことではありますが、「お浄土へお生まれになった」という点ではなんて適した歌を歌ったんだ、とふと思ってしまいました。
不謹慎ですかね?昔、先住であるおじいさんが言っていたお檀家さまに聞かされた言葉があるんです。若くして親を亡くしたお檀家様に向かって、「おめでとう!親さんはお浄土へちゃんと行かれたぞ!」と。
その時は訳が分からず、なんてことを言う人だと思ったそうなんですね。当然だと思います。哀しみを超えて、おめでとうと言われても、どう対応していいかわからないと思います。
それなのに「おめでとう!」と言い放ったおじいさんの心中はなんであるか。

僕が思うに、阿弥陀様が必ず救って下さっていると確信があったのではないか、と思うんです。僕自身「お任せする」とか言っておりますが、やはりこの言葉はなかなか言えるものではないです。それくらいこちらも覚悟がいる言葉だとも思うんですね。


結果として何が言いたいわけではないのですが、葬儀の時ザワザワするのもまたその故人のご縁により繋がれたもの。多少のことはいいと思うのです、ですがあまりにもあからさまだと今話さなくてはいけないことなのだろうか、と思うこともあります。
あーだこーだ言って結局のところやっぱり巡り巡って、やっぱり故人のご縁であるんですね。ですから、いまこの場にいる自分たちの立ち位置というものを認識して頂けたら幸いと思います。


葬儀に思う心内のお話でした


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄
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