ダキシメルオモイ

いつまで開催しているか不明・・・・ですが、まだやってるはず?
東別院ギャラリーで『ダキシメルオモイ~受け継がれたオモイ、福島の母たちのオモイ~』を鑑賞してきました。
普段どこにでもありふれた、親が子をダキシメル姿。
その一つ一つにたくさんの愛情が込められ、それぞれの表情をしています。
思いやりのこころ、
優しいこころ、
温かなこころ、
どれをとっても一片の曇りは無いのだけれども、一つだけ違うもの。
それは、その背景。
名古屋でその姿をみるのか、福島でその姿をみるのか。
どれも変わらない愛情の姿には変わらないけれども、環境ひとつで未来に抱えるものが変化してきます。
そんな変化を、みんなに気付いてほしい。知ってほしい、との願いもあるのでしょう。
麻に描かれた母子の互いをダキシメアウ姿は、とても柔らかでとてもほんわかしてました(*_*)
この姿を失くす社会にしてはいけませんね。そんなことを考えさせられる展示でしたよ(`_´)ゞ
今一度、震災復興を再考し、笑顔を繋ぐ社会をみんなで作っていきたいと心底感じさせて頂けたことにこころから感謝です(-人-)
南無阿弥陀仏
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博物館が襲われているっ!!!!((((;゚Д゚)))))))

名古屋市博物館に幽霊と妖怪が集結?
とうことで、自分の子供心に従うまま拝観してきました(笑)昔から水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」なんかよく見ましたし、夜な夜な恐いながら想像して楽しんでいた気がしますσ(^_^;)
そして、入口を潜れば雰囲気がある展示(*_*)
骸骨、幽霊、など様々なタッチで思い思いに描かれていました。
その中には九相図(亡くなった時に葬られず、野にある死骸がどのような経緯で骨となるか)など寺で死を語る際に使われて来たものも(*_*)
見方によれば、本当に怖い、、、((((;゚Д゚)))))))
けど、やっぱりおもしろい(*^_^*)
さらに博物館ではさらに楽しむ仕掛けを幾つか用意しておりました。その一つが

≪YOKAI48≫→YKIということらしいですが、妖怪48人?の中から一人お気に入りに投票してね、との企画。
その名も『YKI48総選挙』・・・・・アイドルグループの選挙をまるまる拝借しているようです(^^ゞ
けれども、これが意外にどれにしようか迷いました(笑)楽しんでおりますσ(^_^;)

こんなコミカルな「ぬらりひょん」に投票もしたくなりましたが、違う妖怪に結局投票!
恥ずかしながらも投票しちゃいました( ´艸`)

最後に博物館をでて、振り返ってみると・・・・・
博物館が襲われているっ!!!!((((;゚Д゚)))))))
とは思いませんよね・・・(-_-;)
スマホで写真を撮ると、カメラの中だけにでてくるというもの。
写真は静止画ですからもちろん動いていませんが、カメラの中では小刻みに動いてましたよ。
ついついニヤリッとしてしまいました^_−☆
いつもと違う博物館の趣向に楽しませてもらいました<(_ _)>
作品の中には、お坊さんを揶揄したものも幾つか。そんな作品を見ながら、いつの時代も「頑張るお坊さん」「みんなのお坊さん」もいれば、「そうでないお坊さん」もいたんだな、と感じました。
もちろん僕は前者になれるように頑張りますね!
夏のような日差しも、なんだか肝を冷やして涼しく感じた展示でした。まだまだ7月まで期間があるそうなので興味がある方は是非!僕ももう一度行きたい、と考え中です(笑)
南无阿弥陀仏
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涼しい場所

夏日のような気温の昨日今日。
境内に差す日の光も強さが増してきました(*_*)
日常の法務をしながら、子供たちと境内で遊ぶのが日課となりつつあります(^人^)
今日はあまりにも暑いので、庫裏の縁側に寝そべってみると、、、
涼しい(´・_・`)
まさにこの状態か?(笑)

おざぶでも置いてくつろいでいただくのもまたヨシかも?(^人^)
寛ぐアイデア集め、、してまーす(`_´)ゞ
お教えくださいm(_ _)m
南無阿弥陀仏
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自分のものさし

≪門前の蓮も成長してきました≫
今日は、ここ数日の中ではのんびりな一日。
もちろん手を抜いたわけではなく(笑)、お月参りでお檀家さんとじっくりお話ができた日でもありました。
寺に戻れば、住職とも近況話。
家に戻れば、子供達がセカセカしておりました(-_-;)
先日のヨガイベントの片付けもまだでしたので、一緒に書院へ移動して片付け。
本堂へ移動して片付け。掃除。
そんな中、あっちへいき、こっちへ走り・・・・ドタバタドタバタ((+_+))
「そこにのっちゃいかん!!それは触らんといて!!」
徐々に声が大きくなっていく自分に気付き、「そういえば・・・」と思い出したこと。
2、3日前にお檀家様の自転車屋さんに掲示してありました。

なるほど。
気持ちリセット。自分もやってきたことじゃないか・・・こちらの都合でものごとを計ったせいで、危うく怒叱りそうでした(^^ゞ
先日まで門前に掲示していた法語↓
「自分のものさしで問うのではない、自分のものさしを問うのである」
自分のものさしほど、不確かなものはない。
仏様のものさし(み教え)で、確かな見方をしたいものです。
南無阿弥陀仏
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グリーフの定義

今日は、西別院まで『グリーフケア1day教室』に行ってきました。まで、と言いましたが、間違いなく近所です(笑)
恥ずかしながら、ほんの数年前までグリーフと言う言葉すら知らなかったワタクシ・・・σ(^_^;)
今朝までは、「グリーフとは何か説明して下さい」と言われたら、躊躇してしまうくらいの認識であったのですが、今日受講することでほんの少しだけ明確になった気がします。
レジュメにもあるのですが、グリーフの定義とは、
大切な人やものを失うことによって、生まれるその人なりの自然な反応や感情、プロセスということ。
例えば、
心理的影響(悲しみ、怒り、後悔、安堵、無感動など)
や
身体的影響(睡眠、食欲、頭痛、吐き気など)、
また
社会的影響(人間関係の悪化、不登校、孤立など)、
そして
スピリチュアル的影響(生きている意味の喪失、信仰への疑問や不信感など)
に大きく分かれます。
これらを様々な手法でサポートし、喪失感を大切にしながら回復していくことを参加者の方々とペアを作ったり、グループになったりして、研修してきました。
そんな中でタブーとされる言葉や「聞くこと」の大切さ、様々な反応を「受け入れる」姿勢を実際に実践して、互いにどう感じたかを共有。
最後には、ロールプレイと言って、僧侶・遺族・観察と役に分かれ、役になりきり、反応に対してどう対応するか、を体験したのですが、これが結構リアルに近くてとても勉強になりました(^人^)
何だか今日は、こころが丸裸になることを許される時間帯だった気がします。
何となく自分自身の性格からか、自分のこころの状態をよく観察している自分がいて、本心が『この状態は負荷がかかる状態だ!』と指令を出した時に、自分の心を守る癖があるんです。
ヤドカリみたいな感じですかね。
そんな僕が、今日は外に全部出してみよう!と思える雰囲気のある場であり、講師の先生でした↓

http://www.live-on.me/
リヴオンというグリーフケアを行う団体、一般社団法人代表の尾角光美さん。
とてもやわらかな笑顔で包み込んでくれる、講義内容ももちろんですが、その姿勢からグリーフケアを学ばせて頂きました。
学んでどうしたいか。
今日の時点でのゴールは、
いろいろな反応=グリーフを共に共有しながら、歩み、悩み、苦しみ、そして最後に笑顔になれる寺
そんな寺にしたい、と思いました(-人-)
御支え下さいね(^人^)
南無阿弥陀仏
Category: 研修