祥月命日
ご法事は7月に勤めていますが、今日が13回忌当日。
豊田での葬儀、またお参りを終えて帰寺してから、境内掃除へ。
先代はよく境内にいる人でした。
常々草取りをしていたか、本を読んでいたか、そんな人でした。

だから、祥月命日を迎える時は、いつも可能な限り寺が一番綺麗な状態で迎えています。
怒られそうですし(笑)
午後5時半からのお勤め。
姉家族が集まり、みんなで正信偈を唱和しました。
住職もよくこんだけ声でるなぁと思うくらい、またみんなも大きな声で唱和できました。
今年は、いろいろと先代を思い返す場面が多いです(笑)
今私たちの姿を見てなんて言うかな?
「おまえたちにとっての幸せはなんだ!!!」
「おまえが思っとる幸せは本当のもんか!!!」
「これだけはいいたい、そういうもんがあるか!!」
「お経さん、間違えたらどうなる!!救われるか、それで!!救われなんだらどうする!!」
すべて怒られそうなフレーズしか出てきません・・・・
私に対してどんな言葉を投げかけてくれるだろうか。
「よくやっとるな」・・・・そんな優しい言葉はない気がします(笑)
「まっと勉強せい」・・・絶対言われます(^◇^;)
「もっと何が大事がよう考えろ」・・・核心すぎて逃げたくなります・・・
くどいようですが、いつも最近先代が近くにいるんですね。
監視・・・・(笑)
いや、見守ってくれている気がしてます。教えてくれている気がします。
こういう感覚がでるのも、一緒に住んでこそ。
葬儀の控え室で住職がポロリ。
「わしも孫たちにそう言ってもらえるかなぁ」
親といえども、一人の人間。親でありながら、足らないその姿をありのまま魅せれる人間もすごい。
素直に生きる、憧れますね☆
坊さんとしての先代の姿を模範にしていく覚悟ができたここ最近。
でも住職といういろいろと聞ける場もまだ私にはあります。
これからですね、頑張ります。
お支えくださいね、これからもどうぞ宜しくお願いします。
南無阿弥陀仏
Category: 寺仕事
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