おやつのお供え

久遠寺が関わっている活動「おてらおやつクラブ」
2月4日に中日新聞に掲載してもらっていらい、月に2回ほど
おやつをお供えしてくださる方がみえます。
名前を聞いても「名乗るほどのもんじゃない!!」
かっこよすぎな女性。
ですから、どうお呼びしていいかわからない・・・
でも毎度これだけの量をお供えしてくださるこのお方。
受け取るわたしたちもびっくりしてしまいます。
以前こう話してくれました。
「私はずっと寄付したい、社会の困っている子達、お母さんたちの
お手伝いがしたいと思っていた。けれどもどこも信用できなかった。
でも新聞でお寺さんのことを知って、お寺さんなら信用できる、て
思ったの。だからこうして持ってこれる場所ができて私も嬉しい」
きっと本当に「子供たち」のこと
一人きりの「親御さん」のこと
心配されているんだな、ということが伝わってきます。
そして、寺が信用されている、そこが寺のものとして一番自覚し
自省せねばならないところと心に刻んでおります。
この信用を裏切ることなく、精一杯お下がりとして頂戴し、
子供たちがこのお菓子を囲んで笑顔で話せる場ができるよう、
おすそ分けしてまいりたいと思います。
南無阿弥陀佛
Category: 寺仕事
| h o m e |