地元小学校校外学習@久遠寺
なんでも自分たちで質問を考えて勉強したいとのこと。
毎度、どんな質問がくるか楽しみな反面、ちゃんと伝えることができるか悩みどころなんです。
でもみんな揃ったら
「今日はよろしくお願いしますっ!!」
と大きな声でご挨拶。嬉しいものです。
本堂の中に入ってもらい、さっそく質問タイム。
「どのようなお仕事をしていますか?」
ほとけさまの教えてくれたことをみんなにわかりやすくお話しするお仕事です。
お話ししたことでみんなが安心して笑顔になってくれたら嬉しいです。
「お寺の好きなところはどこですか?」
全部好きだけれども、特に今みんながいる本堂、そしてみんなが通ってきてくれたお庭が好きです。
「掃除はどれくらいしていますか?」
・・・・毎日と言いたいけれど、週に一回か二回です。ごめんね、イメージ通りじゃなくて(-人-)
との具合にいくつか話してくれました。
他には
「なんで線香をするのですか?」
ひとつにほとけさまの教えてくれたことを一番最初にぼくたちにお話ししてくれたおしゃかさまが好きだった匂いということ。
ふたつに仏教の世界ではぼくたちは汚れているんだ、その汚れた匂いをいい匂いで綺麗にするんだよ。
みっつに、ほとけさまの目に見えないはたらき・ぼくたちにしてくれることをあらわしているんだよ。目にはみえないけど、包み込んでくれている。ずっと匂いがついてくる。そういうことをほとけさまはしてくれて、いつも一緒だよ、って教えてくれているんだよ。
など、結構聞いててわかってくれるかなーとこちらが悩んでしまう言葉でしたが表現できず
やっぱりちゃんと向き合い理解してもらう言葉にしていくのが私たちのお勤めだと思いました。
質問会が終わってからは、堂内散策。
いろんなお部屋を見て回ってもらいました(-人-)
子どもたちの疑問・質問は本当にどうわかってもらえるかの言葉のチョイスで大きく変化します。
子どもだけではなく、自分の先にいる方々へちゃんと伝わるような表現はこれからも意識していかねばなりませんね。
また来てくれるのを楽しみにしながら、私自身ももっとちゃんと答えるようにしたいものです。
南無阿弥陀佛
Category: 寺仕事
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