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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

いのち 

昨日聞いたニュース。
http://www.asahi.com/articles/ASK9L4S09K9LTLTB00H.html

「日本人女性、117歳で世界最高齢。」

すごい。1900年から生きてみえる。生まれは明治33年だそう。

もっと驚きだったのが
子ども、孫、ひ孫、やしゃご、来孫(やしゃごの子らしい、これも初めて知りました(笑))が
160人を超える、とのこと。

1世紀の間にこんな人数になるんだ!という驚きと
反対に生きていてくれたからこの数字に目を向けることができたということ。

家族の願いは「長生きしてほしい」。
歳はいくつでもやっぱり目の前にいてほしい、そんな思いは誰しも抱き思っているのかなぁと。

私にしてみれば
今は亡き先代、先々代たちもその立場から見たら結構な血族の人数になっている。なっているはず。
数えていないだけ(笑)
でもそれだけのいのちが紡いで今私にあるということをどうにも忘れてしまうところを
改めて生きていてくれることで気づかせていただたニュースでした。

あいだみつをさんの詩「いのちのバトン」

父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうして数えてゆくと
十代前で、千二十四人
二十代前では----?
なんと,百万人を超すんです
過去無量の
いのちのバトンを
受けついで
いま、ここに
自分の番を生きている
それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです

数的な表現は気にしないとして、多くのいのちが今わたしに宿っている。
それは当たり前ではないということ。

いのちがあるのは当たり前ではない。
そんなことを気づかせてくれた本が一冊あります。

IMG_5149_20170922051306f1e.jpg

どういう経緯でこの本を手に取ったか、、、、
ただインターネット上でどなたかがこの本をおすすめしていたので
インターネット上の本屋さん(Amazon)に古本があり購入。

そのまま積読状態でしたが、手に取り読み出しました。

内容は、小児科医が出会った重度心身障害児の子どもたちのお話。

18ものエピソードがあるので内容も様々ですが
一生懸命「生きる」いのち、当たり前ではないいのちと支える家族と医師のお話。

知らない病気もいっぱいありました。
けれどもそれを背負って生きているいのちがいっぱいありました。
どの子も諦めることなく反対にこちらを励ましているかのように頑張っていました。

病気と思っていたら病気じゃない子もいました。
親とのコミュニケーションがしっかり取れないそうです。

いのち自体、無条件に与えられ私たちはたまたま今の条件で生きているということ。
ここに出てきた子どもたちは条件という側面で見れば不遇だったかもしれない。
けれどもそれを感じさせず、私たち以上にいのちを一生懸命生きていました。

最高齢になる条件もあれば、すぐに終えるいのちもある。
いのちの条件は違えどもみな平等であり、そのいのちの素晴らしさを伝えてくれている。

でもそこには目を向けずに、外ばかり、小さなことばかりを気にしている私、って。
と気づかせてくれました。

一度、機会があれば手に取ってみてくださいね。


南無阿弥陀佛

Category: 寺仕事

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