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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

お参り中での出来事 

いつもどおりの30日。

ただ午後から同じ組内の報恩講さまにお参りに伺う予定。
お参りを3件伺えば十分間に合うはず、ただ春日井まで行くのである程度時間をみながら
お参りする必要はありました。。。

そんな日の1件目。
いつもなら一緒に手を合わせ、お互いの近況など話し合うわけですが今日はなんだか様子が違う。。。

お檀家さま「ちょっと聞いてもいいですか?」
私「はいはい、どうぞどうぞ!」

お檀家さま「お墓のお花って、同じ花が一対じゃないといけませんか?」
私「???どういうことでしょうか?別に構いませんよ。ご自身でご用意できる分で、それがたまたま一対とならなくなってしまったのならば特に問題はないと思います。明らかに別のものを用立てたとしても、お供えするお気持ち・理由があればいいのでは・・・・」

お檀家さま「なるほど・・・・うちは昔からお墓は一対と祖父祖母の時代から聞いておりました。そうしなくてはいけない、と思っていました。でも最近どなたかが花を入れてくださるんです。そのお気持ちは嬉しいのですが、そのお花が一対ではないのです。ですから、いいつけを守ることができずいろいろ考えてしまう・・・・なんで入れてくれるんだろう、だれが?どうして一対じゃない?などを・・・・」
私「なるほど。そういった理由があったのですね。さきほども申しましたように、もしかしたら私たちも一対ご用意できないかもしれない、そんな時に精一杯のお気持ちで片方だけなら問題ないですしね。ずっと守ってきた習慣が崩れることにお気持ちが揺さぶられるかもしれませんが、お供えくださる方のお気持ちを、ご縁ある方々が手を合わせてくださっていることを喜ばれたらどうでしょう・・・」

お檀家さま「わかりました。そういうことなんですね。ではこれはどういうことでしょう・・・・?」
私「???他になにかありましたか??」

との具合でおおよそ1時間ほど。
私では到底思いつかない日々の疑問を聞かせていただきました。

私自身、なるほどそういったことを気にされているのかと知ることができ今後はご質問いただいたことを
もとにお檀家さまに伝えねばならないこともあるなぁと。

何よりお話しいただけたことは嬉しかったです。
そして、時間に余裕を持っていて良かったです(-人-)

いつでもなんでもご相談いただければ幸いです。


南無阿弥陀佛

Category: 寺仕事

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