龍谷大学へ

母校である龍谷大学へ。
「おてらおやつクラブと寺の社会的役割」と題し、おやつクラブの活動を学生たちに伝えるべく特別講義という枠90分をいただいてお話してまいりました。
来てくれた学生は真宗学科の2〜4回生、およそ30名ほど。
しっかり聞いてくれる子もいれば興味なさそうな子もさまざま。
そして、わたしは一気に90分、、、、、結構疲れました(笑)
学生たちの様子が自分と重なり合い行動予測もなんとなく(笑)
挨拶もなくさらっと部屋に入り、隅の方の出口が近いところにポジション。
興味があるのかないのかわからない無気力な顔。
スマホでスライド写真を撮影しているのか、ただ遊んでいるのかわからない態度。
出席カードに対し異様に執着。
全部自分もやってきたので何も言いません(笑)
でもやっぱり年も食ってきたせいか、一言だけ伝えたかった。
「学生生活はラクロスを通して非常に充実した日を送っていました。後悔はないです。
でもただ一つ言うなれば、、、、、もっと勉強しておけばよかった。今痛切に感じております」
私事と捉えられないことは承知のもとのメッセージ。
当然、「何を突然言い出した」くらいの感じではなりましたがいつかこの言葉がひっかかればと(^人^)
よくお檀家さんのおじいちゃんおばあちゃんに言われます。
「70になったら途端に年をくった。大変だわ〜あんたもその年になればわかる」
そうならんようにちゃんと気をつけておけよ
順番に体も年をくうんだぞ、今やれることをやっておけ
そんなメッセージなのかもしれません。本当のことはその年齢にならないと気がつかないことも
あるかと思いますが、とにかくきっかけを、種をまければ。
関心はないかな、とこれからに期待しながらも最後におてらおやつクラブの活動レポートを
15部ほど教室の前に置いておき、自由にとってもらうことにしましたら気づいたら0に(笑)
なんだ、ちゃんと伝わったんじゃん、と思いながら嬉しいひと時を感じました。
何より、母校へ戻り自分が大切にしているものを伝えることができたことが嬉しいです。
これもいろんなご縁が重なり紡がれた結果。
これから、に繋がるかどうかは私が話した90分にかかっていますね(笑)
継続して「知る」ということを徹底しながら「できる人ができる範囲でできるだけ」をしてまいります。
南無阿弥陀佛
Category: 寺イベント
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