平成24年2月の法語

歓喜館建立の際、山田様より頂戴した記念のツツジもいくつもつぼみをつけて咲き開こうとしております


二月ももう終わりです、「今年はいつもより寒かった!」と聞くことが多い気がします。みなさまがお元気に過ごして頂けているなら幸いです。

「こおりおおきにみずおおし さわりおおきに徳おおし」
これを読んでどんなイメージを持たれますか?「ふむふむ」と思われたり、「なんのこっちゃ?!」と思われる場合もあると思います。僕もどちらかと言えば、後者ですしね

一つ一つ考えて崩してみたいと思います。
氷が多い→水が多い ふむふむ、納得ですね。質量の問題ですし。
障りが多い→徳が多い んん?悪い障りがなぜ徳が多いことになる、と言った具合かと思います。
もう少し崩してみますと
氷が多い→(温度変化により水になる)→水が多い
障りが多い→(なんらかのはたらきにより)→徳が多い
となるのかな、と思います。で問題がこのなんらかのはたらき。これは、障りが多いと気付くこと=自覚であると思うんですね。法話会の際に、先生がよくお話下さるんです。仏教とは、こころの鏡だと。自分がどんな人間であるか自覚した時に、初めて仏様の救いのはたらきに気付くことができる。それがそのまま救って頂く徳になる、ということのように思うんですね。
ですから、自分の至らないという自覚が多ければ多いほど、仏様の救いのはたらきに気付くポイントが多い、と捉えてもいいのかなぁと思います。
う~ん、今回はなんだか説明不足。僕自身も分かっていない証拠ですね。もう少し勉強しますね

それでは、失礼します。
南無阿弥陀仏 高山信雄

Category: 法語と名言
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