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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

平成21年12月の法語 

平成21年12月 「如来二種の回向の 恩徳まことに謝しがたし」

200912.jpg


親鸞聖人が晩年に書かれた「正像末法和讃」の48首目に出てきます。


この法語は一部分を抜き取ったもので、全文をあげますと

「無始流転の苦をすてて 無上涅槃を期すること 如来二種の回向の 恩徳まことに謝しがたし」

というふうなのです。


それでは、法蔵館出版「真宗新辞典」で語の意味を拾ってみますと・・・本


無始・・・・・始まりのない
流転・・・・・車の輪がまわるように迷いの世界にはてしなく生死を繰り返すこと。

無上涅槃・・・この上のないさとり、ほとけの証果
期す・・・・・定める、決意・約束する、期待する

如来・・・・・仏様。阿弥陀如来を指します。
回向・・・・・めぐらしさしむけること。

恩徳・・・・・めぐみの功徳
謝しがたし・・感謝してもし尽くせない

のように意味があります。これをひっつけてみますと・・・・

わたしたちが、これまでずーと廻り続けた迷いの世界から抜け出し、この上のないさとりを約束して下さいました。
ほとけさまのこの二つのはたらきによって救われることは、本当に感謝してもし尽くせません。

ざっとの意味はこんな感じになります。なんとなくわかりますかね?


ではでは、二種の回向とはなんでしょうか?


一つは、往相回向 ・・・ 浄土へ行くすがた

一つは、還相回向 ・・・ 浄土に生まれたものが還るすがた


です。そして、往相回向・還相回向ともに回向とつきます。回向とは先に述べましたように、めぐらしさしむけることです。これは、「阿弥陀様が」めぐらし差し向けるのであって、私たちが回向するわけではないんですね。

阿弥陀様が→私たちに、という方向性ですので、お間違いなく。


ですから、往相・還相も阿弥陀様のはたらき、となります。


つまり

往相回向は・・・お念仏を称えるだけでお前たちを救ってやるぞ、との阿弥陀様の願いによるはたらき
還相回向は・・・阿弥陀様のはたらきによりお浄土へ行かれた方々からの「浄土はええぞ、安心してこい」との呼びかけであります。



往相はなんとなくイメージできるかなぁと思うのですが、還相については少しわかりにくいかなぁと思います。


一つ例をあげると、「お陰さま」てありますよね。

とくに「亡き人のお陰や」「あの人がこう言ってくれてたお陰で」みたいなニュアンスの言葉ってあると思います。
亡き人の、生きている言葉に何度も何度も感謝する、よくある風景かなぁと感じますが、「お陰さま」の一部分を抜き出すと、こんな感じかなっと僕自身は理解しています。


「おじいさん・おばあさんのお陰でこうして毎日てが合わさせてもらえる。自分と向きあわさせてもらえる。」
そう心に念じて日々法耕していきたいと思います。


いろんなご意見があるかと思いますが、今現在の僕はこうして味わっております。
また寺報にも住職が「法語カレンダーを味わう」として住職の味わい方を解説しております。是非一読してください。


それでは、失礼します。

南無阿弥陀仏 高山信雄




☆平成21年12月18日(金)
  午後1時半~午後3時頃まで
『仏説阿弥陀経』に聞く 第33回法話会
  布教使 戸田恵信師 
  於 久遠寺本堂
今年最後の法話会です。寒い中ですが是非ご来寺してください。お待ちして居ります。

☆平成22年1月15日(金)
 高田本山専修寺報恩講『お七夜』
 会費 5000円 食事券+志含
 久遠寺壇信徒参詣募集中。お電話にて受付して居ります。
 バス一台を用意して居りますので、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。


Category: 法語と名言

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