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真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

愛知県名古屋市中区にある真宗高田派久遠寺の日常をお伝えします!

 

門徒式章の意味 

お檀家様から「そもそもこの式章っている着けるの?」という問いをいただき、「あっ意外に伝えていないかも」と思い記事に致しました。厳密性には欠けるかもしれませんが、おおよそこんな感じかな、と思っています。

門徒式章とは、仏前における礼装として首から下げて着用する法具です。現在では、菩提寺の紋を刺繍したものを記念品として渡されることがほとんどかと思います。


《これは輪袈裟》

お坊さんたちの「輪袈裟」と形はよく似ていますが、厳密に「袈裟」は得度をした僧侶の使う法具名で、正式には「(門徒)式章」と呼ぶことがほとんどのように感じます。たまに「半袈裟」とも聞きますが、真宗としての表現の正誤は分かりかねます。

「輪袈裟」自体は、略式のもので真宗僧侶の着用する袈裟で最高位は「七条袈裟」、次に「五条袈裟」、「小五条袈裟」、「畳折輪袈裟」、「略畳折輪袈裟」となっていて、通常お月参りでお伺いするときは「畳折輪袈裟」もしくは「略畳折輪袈裟」がほとんどかと思います。たまに「小五条袈裟」でお勤めされるお坊さんもおみえになります。あくまで移動用が「輪袈裟」と聞いたこともあります。そして、ご法事は「五条袈裟」が多く、葬儀などは「七条袈裟」を着用するのが一般的です。

ちなみに「袈裟」とは、元来インド僧侶(お釈迦様の教えを聞く者たち=弟子・仏教徒)が身にまとっていた布のことで、出家すれば当然財産所有が禁止となり、衣服類も例外ではなかったそうです。ですから、価値が無くなった布(糞掃布など)を集め、縫い合わせたのが「袈裟」ということです。
これが、仏教伝来とともに、中国では僧侶を現す装飾的衣装となり、日本では色や装飾の方法から、僧階などができました。

今僕たち日本人真宗お坊さんがご法事で着用する格好は、インド、中国、日本の特色をブレンドした形なんです。袈裟はインド、衣は中国、白衣は日本、着用から仏教伝来の姿を現すと言うことも一理あるそうです。

話を戻しますと、門徒式章は持っておられるならば、仏事の際はいつでも着用していただきたい法具です。それと一緒にお持ちいただきたいのが、お念珠。そして、これらの法具を入れる袋があれば、持ち運びも大変楽になるのではないでしょうか。


《これだけの容量で入りますと、忘れ物は無くなります(笑)》

是非、お参りの度に、着用下さいませ。また何か御座いましたら、いつでも構いませんのでメールなどでご質問いただければ幸いです

南无阿弥陀仏

Category: 寺仕事

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